知っていますか?「整理」「収納」「片づけ」の違い
「整理」「収納」「片づけ」・・・他にも「整頓」という言葉もありますね。よく使う言葉ですが、以外と知っているようで知らない方が多いんですよ。
まずは行動する前に、それぞれの言葉の違いを知っておきましょう。
それぞれの違い
「整理」とは、不必要なモノを取り除くこと。
「収納」とは、使いやすい所に、使いやすく収めること。
「片づけ」とは、使ったモノを元の場所へ戻すこと。
意味がわかると、作業の順番がわかります
まず、モノを収納するためには、収納するモノを決めなければなりません。
手元にあるものを全部入れてしまったら、整理する意味がありませんね。
最初に整理をして、「必要なモノ」と「不必要なモノ」を区別することが重要なんですよ。
たとえば、お財布をチェックしてみると、お金以外に古いレシートや期限の切れたサービス券、どこで貰ったのかも覚えていないようなポイントカードが入っていたりしませんか?
もう使わないモノはお財布に入れておく必要はありませんよね。
必要なモノだけをお財布に戻すことで、整理 ⇒ 収納が完了するわけです。
片付けは「元の場所に戻すこと」
元に戻す場所(つまり収納する場所)が決まっていなければいけません。
たとえば、スーパーで買い物をすると買い物カゴを戻す場所ってだいたい決まってますよね。
これが決まっていないとどこに戻して良いのかわからず、袋詰めの台に出しっぱなしになってしまうはずです。
このように、片付けは収納する場所が決まっていることでできる行動なのです。
つまり、整理 ⇒ 収納 ⇒ 片付け の順番で作業することが大事なのです。
片付けられないつまづきはここ
よく「片付けられなくて・・・」とおっしゃる方がいますが、それはこの関係がわからないまま、片付けだけをしようとするからなんですね。
モノを整理することもなく、収納する場所を決めることもないまま、どこか?に戻すことだけを考えていると片付けはできません。
まずは、「整理」をして、必要なものを選びましょう。
そして、「収納」する場所を決めて収納しましょう。
それができたら、いつでも簡単に「片付け」ができるようになりますよ。