モノを減らせない方必見!『人生変わる片付けTV 8割捨てる!極少生活』まとめ
TBSテレビで、スパニチ!!『人生変わる片付けTV 8割捨てる!極少生活』(2015/08/30 TBSテレビ)という番組を放送していました。
モノを減らすための方法がとてもわかりやすく説明されていたので、モノを減らすのが苦手な方もこれなら取り掛かかれるのでは?と思いブログにまとめました。
「見逃してしまった!」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
概要
- 若いタレント夫婦の自宅からすべての物を運び出し総点検するというシミュレーション番組。(片付けたい夫・アレクサンダー、片付けられない妻・川崎希)
- 1週間で、いま持っている量の2割まで減らすことが目標。
- 作業はマニュアルに沿って2人で行う。
- 監修されたのは、片付けのスペシャリスト中山真由美先生。(整理収納アドバイザー)
モノを減らすにはどうしたらいいか?
番組では、「生活は今あるモノの2割でまかなえる!」という”8:2の法則”にそってモノを減らし、本当に必要な2割のモノとは何なのかを検証します。
まず、片付けの基本は『モノの量を把握すること』。
自分は何をどのくらい持っているのか、すべてのモノを出して把握します。この夫婦の場合、家の中にあったモノの総数は4,123個(一般的な2人暮らしの1.5倍)。
これを2割の824個まで減らします。
しかし、そう簡単にモノを減らせるわけはありませんよね。そこで登場する中山先生監修のマニュアルが、モノを捨てるときの心の迷いをうまく導いてくれます。
そのマニュアルがこちら。
マニュアル1「片付けはキッチンから」
キッチンはモノの必要・不必要の判断がつきやすい場所。なぜなら使用期限がある食材や、同じ用途のグッズが多いのでモノを減らしやすいのです。
たとえば、賞味期限が切れた保存食などはすぐに処分できますよね。キッチングッズもお玉が5本あったとしても使うのはせいぜい1,2本。必要な本数以外は不要と判断して減らしてみましょう。
マニュアル2「1ヶ月以内に使っていない食器はなくても困らない」
「お土産に貰ったから」「人が来たとき困るから」と、つい溜まってしまいがちなのが食器。あふれそうなほど食器棚に詰め込んでいても、使うのはいつも同じモノではありませんか?
ある統計では、主婦が作る献立のレパートリーは1ヶ月で1周すると言われています。つまり、1ヶ月以内に料理の盛り付けに使わなかった食器はなくても困らないのです。
お客様が来た時に困ると思う方もいるかもしれませんが、どのぐらいの頻度で来客がありますか?来てもお茶程度のおもてなしで帰る方も多いですよね。
来るかどうかわからない来客のために置いている「1回も使っていない」「何年も使っていない」食器は不要と考えましょう。
また、お土産にいただいたカップなども、贈った人は1年も2年も前に贈ったことを覚えていません。「ほら、大事に持ってるよ」アピールは必要ないのです。
マニュアル3「古い化粧品やスキンケア商品で、まさかの肌トラブル発生!」
メイクの仕方や好みが変わっても、また使うかもと数年持っていることが多いのが化粧品。街頭インタビューでも、「また使えるかなと思うから残しておく」「5年ぐらい入れっぱなし」という方が多くいらっしゃいました。
スキンケア用品には消費期限があり、ずっと効果が続くと思われがちですが、1年以上たっている商品は酸化してトラブルが起きやすいのです。実際にものもらいや炎症をおこしている例がいくつもありますので気をつけたいですね。
使い切っていないから取っておくという方は、こんなリスクを頭に入れて古いメイク用品やスキンケア用品は処分してしまいましょう。
専門家によると、美容液・クレンジングは6ヶ月、乳液・クリームは3ヶ月、目の周りにアイラインなども3ヶ月が目安だそうです。買ったときの日にちをメモして、本体に貼り付けておくと良いですよ。
マニュアル4「リサイクル料金を払わずパソコンを処分して500円得する方法」
処分費用がかかったり、データが残っているので捨てられないのが、PCや古い携帯電話。写真や動画がなどのデータがあるため、簡単には捨てられませんよね。
パソコン操作が苦手で捨てられずにいるという方は、番組で紹介していたパソコンリサイクルセンターを利用されてはいかがですか。
段ボールに入れて送るだけで、送料着払い(ゆうパック限定)・処分費用・データ消去などが無料。しかも元払いで送ればamazonギフト券500円プレゼントのサービスもあるそうですよ。
マニュアル5「アイテムを色別に並べて、不要な服をあぶり出す」
さて、捨てられないランキング1位(インブルーム調べ)の洋服は、モノを減らす時の最強の敵です。どうしても思い入れが強く、要る・要らないで迷ってしまうものです。
実際番組内でもキッチンや洗面所と違って、仕分けのスピードが一気にペースダウンしていました。
床に並べて仕分けをしても大量にある洋服からどれを減らせばいいか、なかなか選べないんですね。そんな洋服を減らすコツは、アイテムを色別に並べることにあるんです。
服を色別に分け、グラデーションになるようにパイプハンガーにかけると、同じような服(色・柄・形)があることに気が付きます。
たとえば、「白い服が多い」とか、「同じデザインの服がある」ということに気付きやすいんですね。頭の中でどうしようかと迷ってしまう洋服が視覚的に判断できて、はぶきやすくなります。
しかも、なんとなくショップで洋服を選んでいるような気分になるので、楽しく洋服チェックができますよ。これはおすすめです!
マニュアル6「カラーテープで隠れていた不用品をあぶり出す」
いよいよ、ここまで来てもまだ目標の2割には到達できません。「これだけ減らしてもう減らすものはない・・・」と思っていても、実はこんな方法で使っていないモノを見つけ出すことができるんです。
それは、3日間、使ったモノにテープを貼るという方法。
フライパンを使ったらフライパンに、掃除機を使ったら掃除機にテープ(ポストイットで可)を貼っていくと、考えることなくどれが必要なモノかがわかるという仕掛け。
テープが貼ってあれば必要で、テープが貼ってなければ不必要ということですから、いつも使っているモノが何で、使っていないモノがどれかがわかりますよね。
結果
見事!スタート時の総数4,123個から、824個(目標の2割)まで減らすことができました。
しかし、これはあくまでシュミレーションです。不要と判断したモノは、捨てたわけではなく別の場所に保管しています。実際の生活で2割まで減らすのは相当大変なことですよね。
大切なのは、なにがなんでも2割まで減らしましょうと言うことではなく、自分がいかに多くのモノを所有しているかを知り、それが本当に必要なモノなのかを感じることが大事なんです。
ふたりとも、「以前はモノを買うことに歯止めがきかず簡単に買ってしまっていたが、片付けをしてみて本当に自分にとってなにが必要かを考えるようになった」と言っていました。モノがなくても不安を感じなくなり、その分お金が溜まるような気がすると。。。
『片付けると人生が変わる』といわれる理由は、ココ!。片付けのメリットを肌で感じれば、これからの暮らし方が変わり人生が変わっていくのです。
ぜひ、ひとつでも参考になる方法があったら試してみてくださいね。