どんなにモノが多くても大丈夫!片付けを続ければ必ず部屋も自分も変化する
この寒さですっかり風邪をひいてしまい、珍しく寝込んでしまいました。
元気だけが取り柄の私ですが、さすがに寄る年波。。。
無理はいけませんね~。
さて、久しぶりのブログは先日訪問したお客様の、2回目の作業の様子をお伝えしたいと思います。
「どうしても思い出のモノが捨てられない」お客様へのサポートとは
整理収納アドバイザーとしてのサポート力に満足できない
実は2回目は依頼をいただいたのではなく、私の方からお願いをして作業をさせていただきました。
前回のサポートではほとんどモノが捨てられず、仕分けをするだけで精一杯だったんですね。
お客様が捨てられないモノを無理に捨てさせるわけにはいきませんから、溢れるモノを分けるだけでも十分なサポートだと思うのですが、どうしても自分の中で納得がいかなくて。。。
もっと違う言い方をしたら、気持ちに変化があったのではないか? こんな風にアドバイスしたら、モノを手放せるようになったのではないか?
そんな思いがずっと自分の中で引っかかっていたんです。
そんな時、たまたま平日の午後時間が空いたのでお客様に訪問の連絡したところ、ぜひ来てくださいと言っていただきお邪魔してきました。
こちらの都合で訪問させていただいたので、もちろんお代はいただきません。
ビフォー
前回訪問した時は、部屋の入り口にもモノが溢れていて部屋に入るのも大変な状態。
今回は、部屋の出入りをスムーズにするために、この入り口をスッキリさせることを目標にコツコツと片付けを進めます。
左手に本棚があるのですが、中は本ではなくお子さんのバッグや思い出の作品が無造作に詰め込まれています。
これをお客様のルールに沿って仕分けていくのですが、前回同様、捨てられない気持ちとの葛藤の連続。
「これは、小学校の思い出で・・・」
「こんな字を書いてたんだと思うと、可愛くて・・・」
「いつか読ませたいと思って・・・」
すべて自分自身の思いへの執着が強くて、モノを手放せなくさせています。
たしかに、モノを捨てることは勇気のいることで、「捨ててしまったら後悔するのではないだろうか・・・」そんな不安に駆られてしまうのもわかります。
しかし、このままでは子供部屋は作れません。
一方で「このままではいけない」という思いも持っていらっしゃるんですね。
「どこかで自分をリセットして変えていかなければ・・・」そんな気持ちがあるから、整理収納サービスに依頼されたのだと思います。
こんな時こそ、少し先の未来を描いてもらうことがとても大事。
子供部屋ができたら、子供はどれだけ喜ぶのか。 部屋に溢れたモノがなくなったら、家族関係はどんな風に変化するのか。 5年後の自分はどうなっていたいのか。
たくさん、たくさんお話をしながら、作業を進めていきました。
最終的にスペースが空いた本棚に、入り口に積んであった本を全て収めてこの日の作業は終了です。
アフター
「うわ~、入り口がこんなに広かったなんて」
お客様の正直な感想です。
そうなんです、この部屋はとても広くて綺麗な部屋なんです。
そう見えなくしてしまっているのは不要なモノたち。
そのことに気づいて、片付けに本気で向き合っていただけたらいいなと思います。
どんなにモノが多くても大丈夫!片付けを続ければ必ず部屋も自分も変化していきます。
今後は、そんなお客様の心の変化を伝えられたらいいですね。