ためないブログ

片付けが苦手な方のお手伝いをしています。

「引越し後が片付かない・・・」がなくなる、収納計画を失敗しないための2つのコツ

引っ越しの後って、なかなか片付かないですよね。

段ボールからとりあえず必要なモノを取りだして使うような生活では、せっかくの新居なのに楽しく過ごせません。

今回も、引っ越し後の段ボールに入った本を収納するために整理収納サービスに伺ってきました。

引っ越しは大変な作業

引っ越しを機に、「今度こそすっきり片付けて生活しよう!」と思っていても、引っ越し作業って本当に大変ですよね。

家中にあるモノを整理して、運んで、また収納する。

これをたった1日でやるんですから本当に大変です。

夕方には疲れてしまい体を動かすのも面倒で、ついつい後回しになってしまうこともありますよね。

うっかり引っ越し業者さんに「その辺に置いてください」なんて言ってしまったら後が大変。

こちらのお客様も、予定していた場所とかけ離れたところにモノが置かれ、まさに、”その辺”に置いてしまった状態でした。

だから、収納計画が大事

この部屋はリビングから離れたところにある個室です。

とにかく本が好きでたくさんお持ちなので、こちらの個室には普段読まない本を収納する計画を立てていました。

ところが、引っ越し時の慌ただしさで、本来この場所に置くはずではなかった大型家具や雑貨が雑然と置かれてしまい、ひとりではどうしようもない状態に。

そこで大型家具を移動し、計画していた本棚を組み立てて設置しました。

お持ちの本の量に合わせた本棚を購入したので、本だけでなく雑然としがちな資料やアルバムなども収まり、壁一面スッキリと収納することができました。

もちろん、使いやすさを考えて高さや動線を考慮して並べているので、出し入れがしやすい配置になっています。

収納計画を失敗しないための2つのコツ

見た目も大事ですが、収納にとって大切なことはとにかく「使いやすい」こと。

「とりあえず何でも詰め込んじゃえ!」なんてやってしまうと、どこに何があるのかわからなくなりイライラのもとになるだけ。

大事なのは、『使う場所に、使うモノを、必要な数だけ置く』ことです。

そうすれば、モノの存在を忘れる事もなくスムーズに出し入れする事ができますよ。

もし自分で計画を立てられるなら、この2つを意識してみてくださいね。

1.自分の持ち物をしっかりと把握すること

自分がどのくらいの量を持っているか把握してない人が本当に多いんです。

持ち物を把握していないと、「なんとなく収納がたくさんあれば良い」と考えてしまい、やたらと棚を並べてしまったり・・・これでは収納計画は失敗します。

まずは、自分の持ち物をしっかりと把握して、どれくらいの量があるのかを確かめることが重要です。

2.置き場所をあらかじめ決めること

よく聞く言葉ですが、「荷物の住所を決める」ということですね。

これが決まっていないと、毎回違う場所にしまってしまい、いつも探し物ばかりしてしまいます。

「どこでモノを使っているのか?」自分の行動を意識して、何をどこにしまったら効率が良いのかを考えましょう。

この2つがわかっているだけで、簡単に収納計画を立てることができますし、無駄な収納を作らずに済むと思いますよ。

この2つのコツで、すっきりした収納計画を考えてみてくださいね!

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