「旅するルイ・ヴィトン展」入場無料なのに見応えのある展覧会でした♪
今朝、何気なく見ていたTVで「旅するルイ・ヴィトン展」を紹介していたので、仕事の帰りに寄ってみました。
入場無料にもかかわらず、かなり楽しめました。
今度の日曜(6月19日)までやっているので、お時間のある方はぜひ行ってみて下さいね。
場所
永田町の駅から釣り堀がある橋を渡り6分ぐらい歩くと、T字路が見えてきます。
その正面にこちらの建物がどーんと立ってます。
黄色いトラックが目立つので、すぐにわかりますよ。
会場内の様子
中に入ると、ルイ・ヴィトンの象徴ともいえる大きなトランクがお出迎えしてくれます。(1906年)
かなり大きいトランクで存在感たっぷり。
こちらはメイク用のトランク。色使いがとてもカラフルで、見ているだけで楽しくなってきます。
展覧会のテーマが、「旅するルイ・ヴィトン」ということで、『ヨット・空・列車・車の旅』といくつかのブースに分かれていました。
ヨットの旅では、旅が終わるまで着た洋服を入れておくためのバッグが作られ、その形が原型になったバッグはいまでも人気がありますよね。
当時はたくさんの洋服を持ち込んで、旅行中もおしゃれを楽しんでいたんだろうな~なんて想像が膨らみます。
こちらは大流行した巾着型のバッグ。
奥は1930年代、手前が1980年代。時代が変わってもバッグの形に大きな変化はありません。
それだけ、完成された形だということなんですね。
どのバッグを見ても、中が整然と並んでいます。
これはお茶のセットが入っていて、決まった場所に決まったモノが入るようになっています。 几帳面で整理上手な人が使っていたんでしょうね。
古いバッグはほとんどがオーダーメイドなので、使う人が使いやすいような仕組みになっています。
どれも個性が強くて面白いですよ。
昔の鉄道の旅は、目的地まで数日かけての移動でしたよね。
その間に仕事をするために、こちらのバッグはタイプライターが置けるように工夫されています。
今は薄いPCで移動中でも仕事ができますが、昔はこんな重いモノを持って移動してたんですもの、旅行も楽じゃなかったんだろうな~
そして、驚いたのがこちら。板垣退助が使っていたトランクだそうです。
ヴィトンを使っていたというのが、なんだか驚きですよね。
ついでに、畳のヘリもみて下さいね。ちゃーんとヴィトンのロゴになっているんですよ。
職人の方がパーツを組み立てる実演コーナー。
ここはみなさん立ち止まって、作業の様子をじっと見ていました。
疲れたらカフェで休憩もできます。
デザートセットのパリブレストとコーヒーのセット(1,200円)です。
こっそりカップの淵にヴィトンのマークが入っているのが、ニクイ演出ですよね。
パリブレストもナッツとクリームの相性抜群でとっても美味しかったです。
平日の夕方だったので、それほど待たずに入場できましたが、土日は少し込むかもしれませんね。
でも、どのコーナーも目を引くバッグがたくさん並んでいて、ヴィトンの長い歴史を知ることができます。
入場無料でこれだけのモノを見られるなんて、ちょっと贅沢かも♪
写真も自由に撮れますので、興味のある方はぜひ出かけてみて下さいね。