ここを意識すれば、部屋は片付けられる!!
みなさんの部屋は片付いていますか?
「片付けよう」と思っても、他のことに気が行ってしまったり、うっかり出てきたモノに夢中になって作業がストップしてしまったり・・・
なかなか思うように片付けが進まないという経験って誰にでもありますよね。
私も書類を片付けようと溜まった紙を整理している時、捨てるつもりの紙の裏に書き留めたメモを見つけたりすると、つい読んでしまって片付けの手が止まってしまうことがよくあります。
できればすっきりした部屋で気持ちよく暮らしたいと思っても、そう簡単にできないのが片付けですよね。
部屋が片付けられないのは、なぜ?
では、「なぜ部屋を片付けられないのか?」というと、その部屋でどんな暮らしをしたいのかという自分の理想の姿が曖昧だからなんです。
たとえば、「床置きしない暮らし」と理想がハッキリしていれば、いま目の前にある何冊も重なった雑誌を処分しようと行動するでしょうし、「ゴミが溢れていないキッチン」が理想ならゴミを集めてゴミ置き場へ持っていくはずなんです。
このように、「自分の理想」を明確にすることで、やるべきこともハッキリしてくるんですね。
ところが、「モデルルームのような部屋がいいな」「雑誌に出ているような部屋にしたいな」と思っているだけだと、具体的になにをどうすればいいのかがわからないのです。
だから、「きょうは疲れちゃったから明日にしよう」と後回しになってしまうんですね。
片付けられる人は、いまを大事にしている
ある番組で坂上忍さんが「綺麗好きな人は、いまが大事なんです」と言っていましたが、この意味わかりますか?
たとえば、洗面所に雑巾を取りに行こうと席を立ったとします。
そのときに、その足元にゴミがあったら、雑巾を取ることよりも先にゴミを拾ったり掃除をするわけです。
だから、本来の目的(雑巾を取りに行くこと)に到達するまでに時間がかかると。
気になったことを後回しにせず、気になったその時に行動するから、いまが大事ということなんです。
それは、「掃除が行き届いた清潔な部屋で暮らしたい」という、坂上さんの目的が明確であるがゆえの行動なのです。
こんなことを書くと、「それは潔癖症だからでしょ?」「そんなに神経質な生活はできない」と思う方もいるかもしれません。
でも、私はそうは思いません。
私自身、潔癖症でも神経質でもありませんが、「朝起きた時にシンクの中に汚れたお皿が放置された生活はしたくない」と思っているので、寝る前は必ず洗ってから寝るようにしています。
自分がその部屋でどんな暮らしをしたいのかという自分の理想の姿がはっきりしていれば、おのずと片付けるようになるのではないでしょうか。
片付けは誰にでもできる簡単なこと
いろんな収納術や収納アイデアがありますが、なにより大切なのは「どんな暮らしがしたいのか」という自分の意識です。
「洗濯物が畳まれた部屋」にしたいなら、TVを見ながらでもいいから畳めばいいんです。
疲れたとか、めんどくさいとか言い訳を考えるのではなく、自分の理想に向かって行動すること。
片付けは大変なことでなく、凄いことでもなくて、誰にでもできる簡単なことなんですよ。
人生のステージアップ模様替え手順 ステージ1:どんな未来にしたいかイメージする