片付けは部屋を綺麗にするだけでなく、人の心の中も綺麗にしてくれるんです
7月25日(水)TBSで放送された水トク!『実家を片づけてみませんか?』を見ました。
第1弾、第2弾とも大きな反響があり、放送終了後には番組宛に100通を超える「片づけて欲しい!」という手紙が送られてきたそうです。
本当にたくさんの方が片づけの悩みを抱えているんですね。
親のモノを片づけることは、親を知ること
今回の第3弾も様々な理由で実家を片づけられずにいた人の片づけを取材するという内容で、一般の方のお宅を2軒取材されていました。
それ以外に、タレントの西村知美さんのご実家を片づける様子も放送されていました。
家族総出で片づけを進める中で、ご両親が50年前に使った結納道具一式が物置の奥から出てきてみんなびっくり。
それ自体を取ってあったことに私も驚きましたが、西村さんが知らなかった両親の結婚の経緯を初めて聞いてとても驚かれた様子でした。
両親がなぜ結婚に至ったのか、親子の間で話す機会ってあまりないですよね。
私も小さい頃親に聞いた覚えがありますが、なんだかんだとはぐらかされてまともに聞いたことはないかもしれません。
そんなことが片づけを通して、知る機会になったりするんですよね。
番組内のナレーションで、「親のモノを片づけることは、親を知ることでもある」と言っていましたが、「本当にそうだだな」と思います。
知ること=向き合うこと
自分のモノを片付けることは、自分を知ること。
子どものモノを片付けることは、子どもを知ること。
モノの持ち主の思いを知り、その心と向き合うことなんだと思います。
たとえば、片づけをしていると、「昔、好きだったのよね」「こんな事に興味があったんだよね」、、、収納の奥から出てきたモノを見つけて忘れていた記憶が蘇ってきます。
普段なら見過してしまうモノも、手に取ってそれにまつわる想いを手繰り寄せると、手に入れた当時の自分を思い出すんです。
「本当はこんなことがしたかった」「あの時はモノで寂しさを紛らわせていた」、そんないろいろな感情と冷静に向き合えるんです。
そうすることで、自分の心も整理されていくのだと私は思います。
西村さんもお母さんとうまく関われなかった10代の頃を思い出して涙ぐんでいましたが、親子で当時の気持ちを語り合いながらあらためて感謝の伝え合っていました。
片付けは単に部屋を綺麗にするだけでなく、人の心の中も綺麗にする素敵な行動なんですよね。
実家を片付けて欲しい人を大募集!
番組では実家を片付けて欲しい人を募集していました。
費用はかけられないけれど自分の実家を片付けたいと思う方は、応募してみてくださいね。
まずは最初の一歩、悩んでいるだけでなくできることを始めてみてはいかがでしょうか。