ためないブログ

片付けが苦手な方のお手伝いをしています。

講座に参加してよかった!わが家の片付かない原因がわかりました

4/14(日)は、北とぴあで毎月開催している整理収納アドバイザー2級認定講座でした。

すっかりブログにアップするタイミングがずれてしまいましたが、講座の様子をご紹介したいと思います。

頑張っているのにうまくいかない

毎回様々な悩みを抱えた方が参加してくださるのですが、今回参加してくださった方は「頑張っているのに片付かない」ことに悩んでいらっしゃいました。

ご自身はインテリアにとても興味がある方で、整理収納アドバイザーのブログやInstagramの写真を参考に収納を工夫されているそうです。

しかし、家族がモノを出しっぱなしだったり、片付けてくれないかったりするので、日々小さなストレスを感じてしまうとのこと。

家族単位で生活しているとありがちな問題ですよね。

夫婦・親子といえどもそれぞれ価値観は違いますので、「テーブルの上になにも置きたくない」と考える人がいれば、「すぐに使うのだからテーブルの上が一番便利」と考える人もいます。

このような場合は、どこまで譲れるのかをしっかりと話し合う必要がありますが、受講してくださった方のお宅は、顔を合わせる時間もないほど仕事で忙しいのだそうです。

だから、一人で頑張る → 家族が片付けない → 一人で頑張る → 家族が片付けないという、負の連鎖にストレスを感じていたようです。

頑張る方向を変える

頑張っても頑張っても空回りして、思うようにいかなくて、不満を感じながらも「また頑張らないと」と思ってしまうと、辛くなって長続きしないですよね。

一人で頑張って部屋をきれいに保っていても、どこかで不満を感じてストレスがジワジワと溜まっていきます。

そんな時は、「頑張る方向を変える」ことをおすすめします。

一人で頑張るのではなく、家族も一緒に片付けられるような働きかけを頑張るのです。

頑張りすぎてしまう人は、ひとりでなんでも抱え込んでしまう傾向があるんですね。

家中すべての収納を自分がきれいに整えなければ・・・という思い込みから、必要以上に頑張ってしまうのです。

家は家族のためにあるわけですから、家族みんなで協力して心地いい空間にする必要があります。

その心地いいと感じる空間は、まさに人それぞれ。

冒頭のテーブルの上問題も、お互いの快適さは異なるのです。

異なる快適さをミックスする

そんな視点で考えると、受講生の方が感じている片付かない部屋は、実は家族にとっては快適な部屋なのかもしれません。

しかし、自分は不快だと感じているわけですから、どこまで片付いた状態になれば自分が不快でなくなるのか、家族は何を片付ければ相手が満足してくれるのかを明確にすることです。

自分の快適度50%、家族の快適度50%で、家族全員が維持できるように収納を作っていくことが大切なのではないかなと思います。

そのために役立つコツを、講座の中でたくさんお話させていただきました。

帰り際、「わが家の片付かない原因がわかりました、早速家に帰ってやってみます!」とおっしゃってくださってとても嬉しかったです。

ぜひ、楽しみながら頑張って下さいね。

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