決めたことを続けるために大切なこと
今年こそ「勉強を始めよう」「片付ける習慣を身につけよう」と思い立って計画を立てたものの、いつの間にかやらなくなってしまうということはよくありますよね。
その度に「自分って意思が弱いなあー」なんて責めてしまったりすることはありませんか?
実は決めたことを続けるためには、こんな気持ちが大切なんですよ。
意志が弱いからではない
私はこれまでいくつかの習い事に通いましたが、あまり長続きする方ではありませんでした。
幼い頃に通った“そろばん”や“ピアノ”は、親に進められるまま通い始めたので、夢中になれないまま中途半端で辞めてしまいました。
自分から興味を持って始めた“料理教室”や“水泳教室”でさえ、1年も持たずに撃沈(>_<)
その度に、「私は意志が弱いから続かないんだなー」って思っていたんです。
でも、よくよく考えるとそうではないんですよね。
続かないのは、「やる必要性」が明確ではなかったから。それを続ける理由が無かったから続かなかったんです。
続けるために大切なことは
早いもので、私がバレエを始めて5年目に突入しました。
初めはみんなについていくのがやっとで、楽しいというより後悔の日々。
「なんでこんなの始めちゃったんだろう...」「この年じゃやっぱり無理…」そんな事ばかり考えいたんですよね。
だってまわりは若い人ばかりだし、一度で振りも覚えられるのに、明らかに自分は全くできないんですから。
でもね、自分の中で「中年太りのおばさんにだけにはなりたくないなあ」という想いが強かったんですよね。
バレエをしないと、背中が丸くなって、お腹が3段腹になって、みんなに笑われるんじゃないかって。
つまり、「それをやらないと自分がどうなってしまうのか」という、ネガティブな理由があって今も続けていられるんです。
ポジティブに考えると失敗しやすい
たとえば、舞台で踊るバレリーナに憧れて自分もそうなりたいと思ってしまうと長続きしないと思うんですよ。
なぜなら、そうなる必要がないから。
無駄な贅肉が一切なく柔軟な体、バレエ特有の立ち居振る舞い、すべてに憧れますが、そうであるためには1日の大半をバレエに費やす生活をしなければなりません。
でも自分は、バレリーナになるつもりもなく、ならなかったところで未来がなくなるわけでもないですよね。
それより、年齢を言い訳にしてなにもしないまま、「中年太り」とみんなに笑われることがイヤ!運動しないことで足腰が弱くなるのがイヤ!体力がなくなるのがイヤ! なんです。
そんな、マイナスイメージが鮮明になればなるほど「頑張って続けよう!」と思えるんです。
更に理想を明確にする
その行動を続けた結果「どんな未来が待っているのか?」を想像すると、「こうなりたい!」と強く思えるようになりますね。
私の場合、「60歳を過ぎても歩く姿がキレイ」とか「体が柔らかくなって、前屈しても手が楽々と床につく」とか。
恐らくその年代でできる人って少ないと思うんですね。
できるようになることで自分の自信に繋がって行くし、人生が楽しくなると思うんです。
たとえば片付けも、やらないとどうなってしまうかをイメージをすると、決めたことが続けられようになりますよ。