ためないブログ

片付けが苦手な方のお手伝いをしています。

誰でもできる!洋服を減らして、おしゃれを楽しむコツ

洋服を捨てるのが苦手な人は多いですね

わかりますよ~。私だってまだ着られる洋服を捨てる時は迷いますから。

でも、捨てずにとって置いた服をうっかり着てしまい、「誰の服着てきたの?」なんて言われたら、ちょっと恥ずかしいですよね。

古い洋服はこんな基準で減らして、もっとおしゃれを楽しんでみませんか?

テイストを統一する

インテリアもファッションも同じで、おしゃれに見せるコツは、テイストを決めること。

コンサバ、フェミニン、カジュアル・・・ファッションのテイストはいろいろありますが、自分の好きな傾向のデザインに絞るのがコツです。

流行を追いかけていつも新しい洋服を買っていると、テイストがバラバラでまとまりません。

たとえば、いつもTシャツにジーンズの人が、流行だからとラブリーなブラウスを買ったら、組み合わせに苦労しますよね。「これに似合うスカートを買わなくちゃ・・・」なんて、洋服が増えていくだけです。

まずは、基本の洋服のテイストを統一して、それに合わない服はクローゼットから追い出してみましょう。

テーマカラーを決める

インテリアのコーディネートをする時に、基本となる色の使い方があります。

お互いを邪魔しないように使う分量、色の数を決めてしまうんです。

・ベース(床・天井・壁):70%を同系色にする。

・メイン(カーテン・ソファ・キャビネット):25%を好きな色のトーンを統一する。

・アクセント(クッションなどの小物):5%をメリハリの付く色で引き締める。

覚えておきたいインテリアカラーの基本と5つのルール

こんな風に、ファッションも自分に似合うテーマカラーを決めておくと、クローゼットの中が整理されて洋服選びが楽しくなりますよ。

大人の女性なら真っ白よりも、少し落ち着いたベージュなどがおススメですね。

たとえば、こんな感じ。(個人的な好みです♪)

・ベース(ジャケットやボトムスなど体の中で範囲が広い部分):ベージュ

・メイン(バッグやシューズ):白

・アクセント(帽子・スカーフ・サングラスなど):ブラウン

自分に似合うベース・メイン・アクセントカラーを一色ずつ決めておくと、洗練されたおしゃれを楽しめます。

クローゼットに収める服は、決めた3色に絞ってみましょう。

枚数を決める

ワンシーズン上下で10枚もあれば着回しコーディネイトを楽しむことができます。

それが無理なら、15着でも20着でも構いません。とにかく、数を決めることです。

少し前に、「フランス人は洋服を10着しか持たない」という本がありましたよね。

読んだ方もいると思いますが、フランス人は数は少ないけれど、質の良い服を何度も何度も繰り返して着る文化があって、いつも最高のおしゃれをしているのだということが書いてあります。

毎日同じ服を着ることは、恥ずかしいことじゃないんです。

でも、日本だとそういった文化がありません。

いつも同じような服を着ていると、「洋服を持っていないのかしら?」なんて思われるのが嫌で、つい必要以上に買ってしまう文化がまだまだあるんですよね。

自分はいつもこれ!と決めてしまうと、気持ちがとてもラクになりますよ。

本当に気に入った洋服だけのクローゼットになれば、着る服を選ぶのも簡単だし、服選びの時短にもなりますよね。

だってお気に入りの2つの服を選ぶだけなんですから。

最後に

捨てられない人は、「もったいない」「まだ着られる」「後悔するかも」なんて、とりとめもなく頭の中で考えてしまいがちです。

ですが、ほとんどのモノは、また買うことができるモノばかり。

失くしたジグソーパズルの1ピースだけだって、買える世の中なんですよ。捨てて後悔する洋服なんて本当にあるのかな?

「捨ててもまた買えるんだ!」と思えば、ウソのように捨てられますよ。

写真は昨年行った、イタリアのグッチ博物館 GUCCI MUSEO です。とても目の保養になりました♡