ためないブログ

片付けが苦手な方のお手伝いをしています。

「どうせ」マイナスな言葉を使わないだけで、人生は楽しくなる!

「どうせ私なんて…」「どうせ出来ないし…」そんな言葉を使っていませんか?

「どうせ」を言わないだけで、毎日は大きく変わりますよ。

40年以上一度も「どうせ」を使っていない

中学校で出会った国語の先生は、髪が薄くお腹がぽっこりした体型から「たぬき」というあだ名の先生。見た目はともかく、授業はとにかく面白くて誰もが楽しみにしていたんですね。

ある日、授業の終わりにこんなことを仰いました。

「みんなは、『どうせ』って言葉をつかっていないかい?」 「どうせって言っても、なーんにも良いことはないんだよ。」

「どうせ自分なんか・・・」 「どうせ無理だし・・・」 「どうせわかってもらえない・・・」

「ね、そんな言葉を使っても楽しいことなんてないよね」

「じゃあさ、きょうから『どうせ』を使わないことにしてみないかい?」(たぶん、こんな話をしてくださったような・・・)

小さい頃3人兄姉の末っ子だった私は、何をやってもおまけの存在。

洋服も勉強道具もお下がりだし、遊びに加えてもらう時も仕方なく連れて行ってもらってたんですね。冬にコタツに入るときも5人家族だと一人余っちゃうでしょ、だからいつも母の横で肩身の狭い思いをしていたんです。

いつの間にか『どうせ私なんか・・・』ってずっと思っていたんですよ。

だから、先生の言葉を聞いて「ハッ」としたんです。

「私、いっぱい使ってる・・・」

「そうか!この言葉を言っていると、いいことがないんだ」素直にそう思いました。

それ以来、40年以上一度も「どうせ」って言ってないんですよ。

「どうせ」を使わないと、前向きな行動ができるようになる

「どうせ」って言い訳するときの言葉なんですよね。

相手から厳しいことを言われて返す時に出てきやすい言葉。

たとえば、「ここ片付けようよ」と言われて、「どうせやっても褒めてくれないし…」なんて感じで使いますよね。

もしかしたら、相手は一緒に片付けようと思っているかも知れないのに、その気持ちを受け入れられない状態で、更に、「どうせ自分だけが頑張らなきゃいけないんじゃないか」「どうせ誰も手伝ってくれないし」と、どんどん後ろ向きの気持ちになってしまいます。

そんなときに「どうせ」ではなくて、「じゃあ、やってみようかな」「喜んでくれるかもっていう前むきな言葉を使うと、それだけで気持ちが明るくなりませんか。

「一緒に手伝ってくれる?」なんて、いままで言えなかった言葉が言えるようになるかもしれません。

「どうせ」を使わないと、できないと思っていたことがすんなりできるようになって、「結構なんでもできるかも?」って思えるようになってきますよ。

「どうせ」を使わないと、人生は楽しくなる!

普段から「どうせ」を使わないことを意識すると、少々のことでは落ち込まなくなります。

「どうせ汚れるから・・・」→「汚れたら洗えばいいよね」 「どうせできないから・・・」→「できるところまでやってみようかな」

ちょっと言葉を変えるだけで、なんとなく楽しい気分になってきませんか

私は能天気な性格ってよく言われますが、人が気にするようなことをこんな風に解釈しているからだと思うんですね。

大きな目標も、自分にはできそうにないことでも、「きっとできる!」「よしやるぞ!」って思い込むようにしているんです。

これまでも、これから先も後ろ向きの言葉を使わない。

そうすれば、いつまでも若々しく、楽しい人生を送れるんじゃないかなって思っています。

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