捨てられない人は「残してもいい」を加えてあげると気持ちがラクになる
いざ「片付けよう!」と思ったとたんに気が重くなってしまい、なかなか進められないなんていうことはありませんか?
なにがネックになっているかというと、「捨てる、捨てない」を区別することが苦痛なんですね。
そんな時は、「捨てる、捨てない」だけで区別するのではなく「残してもいい」も加えてあげると、気持ちがラクになって整理が進みますよ。
区別に時間がかかってしまう
整理が苦手な人は、「決めるのが苦手」だったり「優先順位の決め方があいまい」だったりします。
ひとつのモノを「捨てる」「捨てない」と区別するときも、判断に迷うので時間がかかり「きょうは、これでいいや」なんて中途半端になってしまいがち。
モノを出してみたもののほとんど整理できないまま、また元に戻しておしまい!ということが多いですよね。
私はアクセサリーの中でもピアスが大好きでたくさん持っているのですが、使っていないモノも結構あるんです。
捨てようかなとも思うんだけど、なかなか捨てられなくてアクセサリーボックスに残しています。
整理は必ずしも「捨てる」ことではないんですよ。
最初から「捨てなくちゃ!」と意気込んでしまうと、思い入れがあるモノをどうしても「捨てる」と決断できなくなってしまうんですね。
そんな思いに悩まされて、必要以上に時間がかかってしまうんです。
もっと気楽に
暮らしを快適にするためにモノを減らすことは大切ですが、「捨てなければならない」ではなくて、もっと気楽に分けてみると整理が楽しくなります。
たとえば、洋服なら「着る」「着ない」に分けていくと「いまは着ていないけど、すごく気に入っている服」なんていうモノが出てきますよね。
すんなり「捨てる」に分けられれば良いのですが、そう簡単にはいきません。
気をつけるのは、そこで手をとめずに「迷う」モノとして分けること。
決められないから戻すのではなく、「迷うモノ」もあるよねと、あいまいなモノと向き合うことが大事なんです。
「捨てる」「捨てない」だけの選択ではなく、3つ目の行き場所を作っておくと時間をかけずに分けることができるようになりますよ。
楽しんで整理をする
モノを整理することは、強制でも修行でもありません。やりたくない気持ちのまま作業しても、ちっとも楽しくありませんよね。
自分が持っているモノを眺めてみたり、触ってみたりして楽しみながら見直すことが、整理を楽しむコツだと私は思っています。
- 肩の力を抜いて、捨てなくてもいいから「残していい」に分ける。
- 捨てられないモノと向き合える工夫をする。
そして、迷うモノを眺めながら「もう捨ててもいいかな」と思えるようになるまで整理を繰り返すと、気持ちがラクになって整理が進みます。
私のピアスも時々身に付けてみながら「やっぱり似合わないから捨てよう」と思えたら減らすようにしています。
無理に捨てずに「残してもいいんだ!」って気持ちにゆとりを持って整理してみてはいかがですか?