4分でわかるNHKクロ現+『“モノ屋敷”の実家は宝の山!~転売で解決 人生の“お片付け”~』まとめ
先日、用事があって仕事を休んだのですが、予定していたより早く終わったので暫く見ていなかったTVの録画番組を見ることにしました。
番組は、『“モノ屋敷”の実家は宝の山!~転売で解決 人生の“お片付け”~』(1月10日NHK放送)
なかなかモノを手放さない親世代をその気にさせるヒントが詰まっていたので、シェアしたいと思います。見ていない方も、見たけど忘れちゃった方も、参考にして下さいね。
誰にでもやってくる「実家の片付け」
働く世代(30代~50代)の3人に1人が、実家を片付けたいと考えているそうです。(2015年 ヤマトホームコンビニエンス調べ)
しかし、親世代の強い抵抗で苦労しているのが現状。
長い時間をかけて捨てずに持っていたモノは、愛着もあるし、思い出もあるモノばかり。しかも、戦後のモノのない時代を経験している世代でもあるので、なかなか捨てきれないんですよね。
でも、モノに埋もれて不便そうな親の家を見ると、子どもとしては「もっと安全に暮らして欲しい」「広々した家で暮らして欲しい」という思いが強く、つい「片づけて!」と言ってしまう。。。
親が必ず言うベスト3
子どもが言う「片づけて!」の言葉に対して出てくる親の決めゼリフがこちらだそうです。
「もったいない!」 「私の勝手!」 「今じゃなくていいでしょ!」
わかりますね~
年齢に関わらず誰にでもある「もったいない」という気持ち。
そして、自分達だけの家をどうしようと、とやかく言われたくない「私の勝手」。確かに自分の部屋のことをウダウダ言われたら私も嫌かも。
「今じゃなくていいでしょ!」・・・まだまだ自分は若い!もう少し先でも自分でできるという意識なんですよね。
手放せない母への提案とは?
そんな親世代にどんな方法でアプローチするかというと、番組でやっていたのは「試しにお金に換算してみよう」という案でした。
これならすぐに捨てなくてもいいし、お金になるかもしれないという期待感も持てますよね。
私だって、ちょっとやってみようかしらという気になります。
気になる査定額は?
部屋の隅に置きっぱなしのモノ10点を見積ったところ、このような値が付きました。
アンティークの時計→ 250円 子どものおもちゃ→ 1000円 掛け軸→ 350,000円 10点の合計399,000円
この掛け軸は、いつどこで買ったのかも曖昧で、まさに宝の持ち腐れになっていたモノ。
「まさかこんな値段になるなんて・・・」と、本人もびっくり!だったようです。
これで心が動かされ、「使ってくれる人がいるなら売ることも考えたい」「本当はスッキリさせなきゃ・・と思っている」と素直な気持ちを口にされていました。
ちなみに、トロフィー、金縁メガネ、碁盤などは、一般的に評価額が高いので、古いからと捨ててしまうのはもったいないということでした。
業者を呼ぶほどではないけれど、価格を知りたいという方は、こちらの実績を参考にしてくださいね。
まとめ
子どもから親へ、頭ごなしに「片づけて!」と言っても効果はありません。
大切にしまってきたモノが誰かの役に立つんだと実感することで、片づけに前向きになれるのです。
番組中盤では別のご家庭の例で、娘さんがスマホアプリを使って不用品を転売している様子が放送されていました。
親ができないことをやってあげることで、少しずつでもモノが減らせるんですね。
中古品買い取り業者の方が仰っていましたが、「しまい込んだモノを掘り起こし、必要かどうか考えることが片付けを進める第一歩」
まさに、その通りです。
親と子、それぞれ価値観が違う中で、お互いが気持ちよく片づけに取り組むためのひとつの方法として参考にしてみてはいかがでしょうか。