手持ちの服でもオシャレに見える!50代のファッションを愉しむ3つの方法
お客様のお宅に伺うと、だいたい洋服がクローゼットにいっぱい入っています。
おしゃれが好きで、若い時にたくさん買った服。
ストレス発散のために、なんとなく買ってしまった服。
流行にあわせて、いまの自分が楽しめる服。
とにかく、古い服も新しい服もたくさんお持ちなんですよね。
たくさんあると、おしゃれの幅が広がってファッションを楽しめるような気がするのもわからないではありませんが、洋服が多ければ多いほど迷うのも事実。
さらに、合わせるモノを買ってしまったりするので、クローゼットから洋服が溢れてしまいがちです。
まずは、自分の理想の着こなしに必要ないモノは、思い切ってさようならしましょう。
そして、手持ちの服でめいっぱい50代のオシャレを愉しみましょう!
クローゼットに収める色は「3色」
オシャレに見せるコツは『3色までにおさえる』ことです。
ファッションでも、お部屋のインテリアでも、3色というのは基本的なルールなんですよ。
たとえば、トレンドを程よくプラスした『AMAKA(アマカ)』
HPより画像をお借りしました。
モダンでエレガントな『Modify (モディファイ)』
HPより画像をお借りしました。
どちらも、びっくりするほど洋服の色味が少ないですよね。
「だって、モデルさんのスタイルがいいしね・・・」
「自分がこの配色で着たら、なんだかすごく地味に見えてしまいそう・・・」
そんな声が聞こえてきそうですが、街中でもハッとするほど素敵な人は意外にもこういった地味な色味の洋服を着ている方が多かったりします。(好みにもよりますが・・・)
それは、自分をキレイに見せてくれる色が何かをちゃんと知っていて、使う色を絞っているからなんです。
そこで、大切なのは基本の3色を決めること。
「基本の3色」とは?
ズバリ!
ベージュ ネイビー 黒
自分にはどの色が似合うのかわからないという方は、この色をベースにすると良いですよ。
海外では、年を重ねるほど明るいピンクやグリーンなどで明るく見せる着こなし方が主流ですが、明るく魅せるのと、オシャレに魅せるのは違います。
50代は、まだまオシャレにこだわってファッションを愉しんだ方が良いのでは?と思っているので、私はこの3色を使っています。
整理収納アドバイザーには、パーソナルカラー診断ができる方もいらっしゃるので問い合わせてみて下さいね。
ハウスキーピング協会 アドバイザーのご紹介 東京都(23区西部)
基本の3色で作るクローゼット
ベースカラー
手持ちの洋服から基本の3色を選び出し、それ以外は別の場所へ一旦移動させます。
クローゼットに収納するのは、基本の色(ベースカラー)になる「ベージュ、ネイビー、黒」の洋服だけにします。
これだけで色あわせに悩むことがなくなるので、毎日の着こなしが10倍楽になります^^
たとえば、コートやワンピースなど分量が多い洋服がベースカラーになるもので、上下を同系色でまとめる場合も、全体の分量が多くなるのでベースカラーということですね。
アソートカラー
靴やバッグ、ベスト、シャツ、パンツなど、ベースカラーを引き立てる色です。
全体の2割くらいに抑えるのがポイント。
『AMAKA(アマカ)』の画像を見ると、ベースカラーが黒(髪の色、パンツ、サンダル)で、アソートカラーが白(本当はオフホワイト)になっていますよね。
このように、全体を俯瞰してベースカラーが7割、アソートカラーが2割ぐらいになるように色を意識します。
アクセントカラーは1割
言葉通りアクセントになる色の事ですから、スカーフやベルト、ネックレスやピアスなどのアクセサリーの色ですね。
アクセントカラーを決めるときにおススメなのが、ベースカラーの補色(互いの色を目立たせる色)です。
補色(反対色)を作成します - 便利eelife ー使い方ー 選択入力の四角に出てくる#FF000(赤)を選んでGO!をクリックすると、下に反対色が出ます。
これを参考に、手持ちの小物で決めると無駄に買わずにオシャレができます。
とろみのある素材を積極的に着る
50代になると体型的にも丸みを帯びてくるので、カッチリとした素材よりふんわりした素材の方が似合うようになってきます。
デザインがフェミニンなのではなく、動きに合わせてフェミニンさが感じられる、「とろみのある素材」の洋服ということです。
ほとんどの方が持っている、スーツの中に着る薄手のブラウスなどですね。
なぜかみなさんしまってあるだけで、普段着ないんですよね。
行事やイベントでスーツを着る機会があるときだけ中に着る服という感じで、クローゼットにしまいっぱなし。
いまの季節、とろみのあるブラウスに細身のパンツなどを合わせれば、新しく買わなくても女性らしいファッションが愉しめます。
シルエットに自信がない場合は、長めのカーディガンを羽織れば気になりませんよ。
まとめ
手持ちの服でオシャレに見えるファッションを愉しむためには、この3つ。
・洋服の色を3色にしぼる ・色の配色を考える ・とろみのある素材を積極的に着る
クローゼットに入りきれないほどの服って、正直必要ありません。
別の場所へ移動させた洋服は、アクセントにしたいときや、気分を変えたいときに着ても良いかもしれませんが、1ヶ月放置しても着なかったらそのまま捨ててしまいましょう。
個人的には洋服にそれほどお金をかける必要はなく、いま持っている洋服をうまく活かしてオシャレを愉しめればいいなと思っています。
なので、眠っていた服をよみがえらせて、まだまだオシャレを愉しみましょうね♪