ためないブログ

片付けが苦手な方のお手伝いをしています。

ちょっとそこまでが無理!捨てようと思っても捨てる場所まで運ぶことが出来ない時に意識すること

きょうは資源ゴミの回収日だったのですが、なんだか運ぶのが億劫でほったらかしに。。。

やらなくちゃと思っても、捨てる場所まで運ぶことが出来ない日もありますよね。

たまにはそんな時もありますよね。でも、いつも捨てる場所まで運ぶことが出来ないとモノはどんどん溜まってしまいます。

そんな時に、私が意識していることをまとめました。

捨てようと思っても、捨てる場所まで運ぶことが出来ない

捨てると決めた大量のゴミをゴミ捨て場まで持って行こうと思っても、何往復もしなければならなかったりして苦労しますよね。

家族が手伝ってくれればいいのですが、ひとりで大きなゴミ袋を何個も運ぶのは本当に大変です。

大物の場合は、男手がないとまず無理ですよね。

ブログで「大きな箪笥を処分しました!」と立派な箪笥が部屋から消えてなくなった様子をアップしているのを見ることがありますが、「それどうやって処分したの?」って聞きたくなります。

もしかしたら業者を呼んで処分されたのかもかもしれませんが、捨てるって本当に大変な作業です。

そんな大物でなくても、「これ要らない」「捨てる」と決めてからの道のりって、なかなか遠いですよね。

たとえば、ゴミ捨て場が小さくて大量に出せなかったり、細かく分別しないといけないのが面倒で狭い部屋に置きっぱなしになったり、、、、

「ゴミを捨てるのにこんなに手間がかかるのか・・・」と、腹が立つやら悲しいやらで作業がストップしてしまう人もいるかも知れません。

でも、その経験が「モノを持つこと」「買うこと」に、慎重になるのではないかなと私は思います。

子どもが家を出てはじめて「親のありがたみがわかる」というような、経験してはじめて気が付くということに似ていると思いませんか。

捨てることがこんなに大変なことだとわかると、次から買うときに気をつけるようになるのではないかなと思います。

まずは、できるだけその気持ちが冷めないうちに「その手で、その足で捨てる」ことです。

売ると決めても、そこまで持っていけない

リサイクルショップに売りに行きたいと思っても、

「毛玉はだめ」 「洗ってないとだめ」 「車がないから重い」 「買い取られなかったら二度手間」

・・・なんて考えてしまうと、結局、持っていけなくなっちゃうこともありますよね。

私は、近くにショップがあるなら頑張って持っていきますが、交通費をかけてまで持っていかなくてはという場合は思い切って捨てます。

あまりにもエコを意識しすぎて、「人に着てもらわなくちゃ」とか「誰かに使ってもらわなくちゃ」ばかりを考えて、家から出すことができないのでは本末転倒。

結局、似合うものを少しだけ買って、着まわして、寿命がきたら捨てるのが、一番もったいなくない方法なのかなと思います。

エコロジーも大切だけど、それ以前に「部屋をすっきりさせることのほうが大切」と視点を変えることが大切です。

そう思わないと、いつまでもモノを処分できないんじゃないでしょうか。

あげようと思っても、あげる人に渡せない

姉妹、親戚、ご近所さん。

「あげたら喜んで着てくれるかも?」と思ってずっと取っておく人もいますね。

「今度あったときに」 「そのうち」 「いつか似合う年頃になったら」

いったいいつになるんでしょうね?

学校の制服などは頼まれたらあげると喜ばれると思いますが、数十年前のモノをあげるとなると相手にとっては迷惑なのではないかなと思います。

人にあげたかったら、押し付けるわけでなく欲しいものだけを選んで貰い、後は処分するのが一番スマートかと。

「帰省時に持っていく」「家に呼ぶ」「集まりに持参する」など、チャンスはたくさんあります。

「いつか・・・」は絶対にやってこないと肝に銘じましょう。

まとめ

結局のところ「自分でやらないと何も始まらない」ということです。

どこかで決断して始めなければなりません。

でも、そのためにどうしたらいいのかわからなくて、みんな挫折してしまうんです。

じゃあ、「どうしたらいいの?」というと、「片付けの正しい知識」を知ることです。

TVや雑誌などでやっている収納術ではなく、理論に則った片付けのノウハウを知ることが一番の近道なのではないのかなと思います。

本をじっくり読んでみるのもよし、講座に参加してみるのもよし、正しい知識を身につけて意識と行動を変えてみてくださいね。