床置き解消!溢れるおもちゃは棚を使って賢く収納しちゃいましょう
「床置きのおもちゃをどこに収納していいのかわからない」というお客様の整理収納サポートに伺ってきました。
お住まいは築3年のピカピカの一戸建てです。
憧れの部屋を目指して一生懸命収納を工夫をしているものの、「なんとなく思うようにいかなくて・・・」とお悩みでした。
今回はその原因を探りつつ、一番のお悩みのおもちゃ収納のアドバイスをさせていただきました。
おもちゃは全部取っておきたい
子供部屋の一角に床置きされたおもちゃは、私が訪問する前に小学生のお子さんと相談しながら仕分けをしてくれていました。
つまり、全部取っておきたいモノばかり。
以前はもっとたくさんあったそうなので、かなり減らしてくれたんですね。
しかし、これだけのおもちゃが出しっぱなしでは、お部屋が狭くなるし、お子さんも好きなものを出して遊べません。
部屋を見回すと、収納できそうな場所はクローゼットだけです。
では、そのクローゼットを見てみましょう。
<ビフォー>
十分きれいに整理されていると思います。
引き出しの中の洋服もアイテム別に畳まれ使いやすく収納されていました。
ここには、オフシーズンの服やお下がりの服などもしまっておきたいとのこと。
大切なひな人形も収納する場所はここしかありません。
さらに、お子さんが普段着る洋服は白い引き出しに入っているので、これも必須。
なかなかおもちゃのスペースを作るのは難しそうです。。。
それでも話を聞いているとクローゼットの扉はいつも開いた状態で、お子さんは入り口から遠いクローゼットまでとりにきているとか。
そこで動線を短くし白い引き出しをクローゼットから出して入り口近くに移動、空いたスペースをおもちゃの収納にしてみてはいかがですかと提案しました。
収納するためには棚が必要
床に溢れるおもちゃをそのままクローゼットに入れただけでは、使いにくくて仕方がありません。
収納するためには棚が必要です。
そこで、捨てるつもりだというリビングにある棚を再利用することにしました。
「扉が壊れているので捨てようと思っています」ということでしたが、棚自体はしっかりしているので、壊れた扉を外してクローゼットの中に設置してみました。
よく使うおもちゃから順番に収納
収納する場所は適当ではなく、お子さんが毎日遊ぶお気に入りのおもちゃから順番に収納していくのがポイントです。
今回は下のような順番で収納していきました。
ワクワクするおもちゃスペースの出来上がり
女の子のおもちゃはカラフルですね。
並べてみたら、まるでおもちゃ屋さんのようです。
<アフター>
並べたことでおもちゃがこんなにあるんだということを、奥様も実感した様子。
「娘と相談して、もうちょっと減らしてみます」と仰ってくれました。
今までは重なった状態だったので、見えるようになったことで本当に大切なモノを選んでくれるといいですね。
普段はクローゼットの扉を閉めてしまえば勉強やピアノのレッスンの時も気になりませんし、扉を開けた瞬間には大好きなおもちゃが現れるのでワクワクしちゃいますよね。
おうちで床置きしているモノがあったら、ぜひ棚を使って賢く並べてみてくださいね。