ためないブログ

片付けが苦手な方のお手伝いをしています。

子供が巣立って思うこと。自分の存在価値は子育てだけではないんですよね

子どもが巣立ちたっぷり時間があるのに、なんだか家事をする気が起きません。

忙しく子育てしていた時は、「いつも自分の時間が欲しいな~」なんて思っていたのに面白いものですね。

せいぜい猫の世話をするくらいで、なんだか自分の存在価値がなくなってしまったような毎日に、「私こんなにネガティブだったかしら?」と自分でもびっくりしています。

誰かの役に立つことだけが存在価値ではない

誰だって大事なものをなくしたり、大切な人と別れたりすると悲しくなりますよね。

愛着が強ければ強いほど、悩み苦しみます。

母親にとって子どもを一人前に育てるために一生懸命頑張ってこれたのは、「自分は役に立っている」という存在価値を実感する事ができたから。

しかし、その子育てがなくなってしまい自分は何のために頑張るのかが、わからなくなってしまいました。

頑張って家の中を綺麗にしても、誰も喜んでくれない。

美味しい料理を作っても食べてくれる人がいない。

あぁ...私はなんのために頑張っているんだろう・・・

「もう、誰からも必要とされていないんじゃないか」なんて思ってしまい、心が苦しくなってきます。

モロ、、、空の巣症候群じゃね?(´゚д゚`)

しかしよくよく考えてみると、「存在価値の定義があやふやになっているだけなんじゃないか?」ってことに気づきました。

自分の存在価値は自分で決める

じゃあ、いまの自分の存在価値ってなんなんだろう?

誰かの役に立つこと以外で、自分の存在価値を見つけるにはどうしたらいいんだろう?

たとえば、ボランティアをするのは人の役に立つ仕事です。困っている人の役に立てたら自分だって嬉しいですよね。

でも、存在価値ってそれだけじゃないんですよね。

道端に咲く花も、部屋に飾っている雑貨も、そこにあるだけで存在価値があるわけです。

「誰かの役に立たない=自分は存在価値がない」と思うのは間違いで、そこにいるだけで十分存在価値があるんですよね。

自分のために全力を尽くす

では、そこで何を頑張ればいいのか?

今までは「家族の役に立つことが重要」で、それが自分の存在価値だと思っていたけど、「自分の存在価値=自分のできることを精一杯やる」ことなんじゃないかと。

他人のために頑張ってしまうと、まったく反応がないときに辛くなるので、「玄関がキレイだと自分が気持いいな」「笑顔でいる自分が幸せだわ」と自分のために全力を尽くすこと。

そう!自分のために頑張ればいいんですよね!

そう思ったら、やる気が出なかった家事も、自分のために頑張ろうって思えるようになってきました。

生まれつき 価値のある存在なのだから 自分の価値を 他人に証明する必要はない。 ージェリー・ミンチントンー

うまくいっている人の考え方 amazon

気持ちの切り替えにとても役立つ、勇気が湧いてくる本です。