独立した子供の作品はどうしてる?わが家は代表作をひとつだけ
子育て真っ最中の家庭だと、飾るなり、保管するなり、しばらくは現物を残すという方がほとんどだと思います。
では、独立した子どもの作品はどうなんだろう。
みなさんのお宅は、まだ大切に取っていますか?
子どもは意外と迷惑している?
「実家に帰る度に、自分のモノを捨ててるんです」と、職場の若い女の子がこぼしていました。
小さい頃からのノートや教科書、テストに作品・・・ほとんどのモノを親が大事に大事にしまっているそうです。
子どもを想って取っていたとしても、子ども自身は「いい加減、捨ててよっ!」なんて思っているかもしれません。
実家に帰る度に、「片付けをしなきゃ」なんて思ったら、帰るのが嫌になっちゃいますよね。
子どもに執着心はない
わが子が一生懸命書いた作品を、親としては残しておきたいと思う気持ちもわかります。
子ども部屋も空いてるし、置いていても邪魔にならないし、帰って来た時に懐かしいな~なんて喜んでくれるんじゃないか・・・なんて思っちゃいますよね。
でも、当の本人が迷惑だと感じているとしたら、逆に恨まれちゃいますよ。
子どもは、親が思うほど自分の作品に執着心はありません。
親子で意見が一致した作品を選んで、それ以外はすっきり処分してみてはいかがですか。
代表作がひとつあればいい
わが家の子ども二人はそれぞれひとり人暮らしをしていますが、家を出るときに自分で大切だと思ったモノは持っていきました。
つまり、家にあるモノは特定の(本人が取っておいてねと言った)モノ以外は、すべて不要ということです。
たまに家に帰ってきては、「あーこれ、捨ててって言ったじゃん!!」と迷惑顔。
自分を振り返ってみても、実家で中学校時代の交換日記が出てきて、懐かしいというよりも恥ずかしかったですからね。
それから数年後に実家に帰った時には、私が作ったものはほとんど残っていませんでしたが、まったく寂しいなんて気持ちにはなりませんでした。
だから、わが家は「代表作」をそれぞれひとつだけ残して、他はすべて処分。
子どもたちも「昔書いた絵、どこいったの?」なんて聞いてくることもありませんし、これひとつあれば、十分子育て時代を思い出せますからね。
思い出を額縁に入れて贈る、飾るという素敵な額縁屋さんです。