【鉄道模型の収納】無印ユニットシェルフに模型2000両が入りました!
ご主人が趣味で集めた鉄道模型。
何年もかけてコツコツ集めた大切なモノですが、お子様が生まれたこともあり2LDKのマンションでは肩身の狭い思いをされていました。
そこで鉄道模型をひとつも捨てることなく、ご主人が毎日眺められるお気に入りのスペースを作ってきましたので、家族のコレクションに悩んでいる方は参考にしてくださいね。
ビフォー
お客様はご主人と奥様、1歳のお子さんの3人家族。
1部屋は寝室として使っているのですが収納がないので、家族の衣類・生活用品・本などはすべてもうひとつの部屋に置かれていました。
大切な鉄道模型は点線で囲った棚(奥の茶色い棚と手前のプラスチックケース)に入っているのですが、大量のモノでほとんど出すことができません。
ここだけではなく反対側の壁にも同じぐらいの棚が並んでいて、そこも洋服に埋もれている状態。
このままでは棚から鉄道模型を出すこともできないので、床が見えるように部屋に溢れたモノを整理しました。
整理が終わった時の状態がこちらです。
ようやく鉄道模型が姿を現しました。(反対側にもまだあります)
この部屋にはクローゼットに入りきらない衣類をパイプハンガー2本、さらに奥様の趣味のモノやスーツケース、季節用品なども置く場所に使うため、どうしても鉄道模型の置き場所がありません。
でも、ご主人にとって大切な鉄道模型なのでなんとか収納したいということでした。
はじめはクローゼットを倉庫代わりに使おうかとか、DIYで壁に収納棚を作ろうかなどいろいろ提案したのですが、どれもピンと来ず。。。
そんな時に閃いた場所がここでした。
廊下にギャラリーを作る!
玄関からリビングに続く廊下です。スペースは狭くなりますが歩けないほどではありません。
ご主人も自分専用の場所ができることに興味を持ってくださいました。
方法としては無印のユニットシェルフがたくさんあったので、同じサイズのシェルフを並べてみることにしました。
棚の奥行は40cm弱、奥と手前に電車を並べてみたところピッタリ収まりました。
ブックケースタイプも奥に5冊横に並べ、手前にはお気に入りのブックケースを背表紙が見えるように並べるときれいに収まります。
私は電車のことはまったくわからないので、この作業はすべてご主人が一人でやってくださったんですよ。
種類別にきれいに整理されていて、几帳面な方だということがよくわかりますよね。
アフター
そして出来上がった廊下がこちらです。
玄関を入った方から見るとこんな感じ。
上にはレールなどがはいったプラスチックケースが乗っています。
ご主人曰く、 「部屋に入った瞬間に、お気に入りの模型が真っ先に目に入るので気分は最高です! いつでも好きなものを手に取れて、楽しむ事ができるのですごく嬉しいです!! 並べてみたらまだ余裕があるので、もう少し模型を買ってきても良さそうですね」と、 とても気に入ってくれたようです。
ご主人のお気に入りのスペースになったことで、ずっときれいな廊下を保つ事ができるのではないでしょうか。
家族が収集しているモノに頭を痛めている方は多いと思いますが、一見無駄なように見えても持ち主にとっては大切なもの。
なんとか捨てさせようと考えるのではなく、個人のスペースをきっちりと作ってあげて、そのスペースを自分で管理してもらうのがおすすめです。
本人と話し合って、納得の場所にギャラリーを作ってあげてくださいね。