【ビフォーアフター】クローゼットには洋服以外も収納していいんですよ
引っ越しから5か月、片付けに手が回らずモノが置きっぱなしという子供部屋の整理に伺ってきました。
お客様はとても几帳面で、暮らしの理想も高い方。
リビングもキッチンも広々とした空間でとってもおしゃれなお住まいです。
モノが出ていない部屋が理想なので、その分、収納の中には外に出したくないモノがたくさん詰まっていました。
今回の子供部屋も、収納に入りきらないモノがどんどん集まってしまったようです。
クローゼットのビフォー
クローゼットを開けてみると、意外にスカスカ。
奥様から「ここが上手く使えないんです」ということで、クローゼットを使いやすくすることから作業を始めました。
まず、右側の扉の前にカーペットが立て掛けてあるので、左側しか開けられないことが問題ですね。
これでは使いずらいのでカーペットは移動しました。
中に入っているモノは何かというと、上段にはお子さんのおもちゃ(ママの判断で出してあげるモノ)、下段には荷物や工具類がとりあえず置かれた状態。
ハンガーポールに何も掛かっていないので、このスペースももったいないですね。
「クローゼットだから洋服を掛ける」と思い込んでしまうと、このように無駄なスペースができてしまうので入れるモノにこだわらない方がいいですよ。
クローゼットをリセット
まずは、入っているモノをすべて出してクローゼットをリセットします。
毎回書いていますが、私はこれがだ~い好き♡
ほとんどのクローゼットがそうだと思いますが、棚の高さを変えられたり、ハンガーパイプを外したりできますよね。
今回収めたいモノは、洋服ではなく子どものおもちゃと仕事で必要な書類なので、それに合わせて棚を移動させました。
クローゼットのアフター
上段にはこれから使うおもちゃ、中段にはドリルや折り紙、お絵描き帳など、下段には仕事で必要な書類を収納しました。
「こんなに子どものおもちゃがあると思わなかったです」
「見つからないから重複して買うことがよくあったけど、これなら何があるかすぐわかりますね」
「書類も収納できると思いませんでした」と、気に入ってくださったようです。
多少部屋が散らかっていてもいい
奥様は、保育園に通う2人のお子さんの子育てとご主人のサポート、さらにご自身の仕事で忙しい毎日。
お話を聞いていると、家事も育児も仕事も完璧にやらなければという気持ちが、少し自分を苦しくしているのではないかなと感じました。
でもね、もっと手を抜いていいんですよ~。
ほら、お子さんはこんなに優しい子に育っているんですから^^
「きょうお客様が来る」と言ったら、子どもたちが絵を書いて貼ったんです。 お客様を歓迎しているつもりなんですよ。 (ドアだけでなくキッチンカウンターにも可愛い絵がいっぱい貼ってありました)
来た人が喜んでくれたらいいなと一生懸命書いてくれたことを考えると、とても素直で優しいお子さんに育っていますよね。
だから、多少部屋が散らかっていてもいいんじゃないのかな。
暮らしを楽しく、こころに余裕をもって、子どもに笑顔を見せられるママはとても素敵なんですから。