ためないブログ

片付けが苦手な方のお手伝いをしています。

センターレッスンについていけない…どうすればパの順番が覚えられるの?

何年たっても順番が覚えられなくて、できない自分が恥ずかしいと思っている方はいませんか?

実は私、バレエを始めて5年になりますが、いまでもセンターレッスンになると順番が覚えられず頭が真っ白になることがあります。

どうやら大人からバレエを始めた方にものすごく多い悩みのよう。。。

そこで、どうすればパの順番が覚えられるのか、基本的な覚え方と私がやっている方法をまとめましたので、参考にしてくださいね。

センターレッスンのパの覚え方(一般的に言われている方法)

①先生の動きは見るだけ

先生がお手本を踊っていると、つい、自分も手足を動かして覚えようとしていませんか?

ここでは、ひたすらその動きを見ることに集中したほうが良いですよ。

なぜなら、先生の動きに合わせて自分の体を動かしてしまうと「覚えること」と「動かすこと」が一緒になってしまって、頭の中が混乱してしまうのです。

いざ、音楽が始まると足の運びがぐちゃぐちゃになって訳がわからなくなってしまうんですね。

②見よう見まねでとにかく身体を動かす

大人は頭で考えるので、どうしても「手はこう動かして・・・」「足はこう動かして・・・」「ここでジャンプして・・・」とバラバラに覚えてしまいがちです。

センターでは音に合わせて、全体の流れを掴むつもりで動きを覚えると良いですよ。

ポイントは人や鏡に頼らないで、ひたすら身体を動かして練習してみること。

音が始まったら、とにかく夢中になってやってみることです。

センターレッスンのパの覚え方(私がやっている方法)

そうは言っても数人のグループで踊る場合、あまりにも自分が踊れないと、足をひっぱっているようで他の方に申し訳ない気持ちになっちゃいますよね。

私の通っている教室の先生は、「センターは動きを覚えるのではなく、どう表現するかを考えましょう」というタイプの先生なので、パができていることが前提。

なので、センターではいかに美しく、バレエらしく踊るかというところを重要視しているんですね。(厳しい~)

とはいえ、動き自体についていけないんですから表現のしようがありません。そこで、覚えの悪い私がどんな工夫をしているかをご紹介します。

パターンをブロックで覚える

バレエはひとつひとつの「パ」の組み合わせです。

たとえば...

「トンベ→パドブーレ→ピルエット」 「グリッサード→グラン・ジュッテ」 「アラベスク→シャッセ→ジュッテ・アントルラッセ

といったように、よく使う組み合わせをパターンとして覚えてしまうことです。

クレジットカードの番号を一気に全部覚えるのは難しいけど、4桁づつに分けて覚えられれば最後ひとまとめにして16桁が言えたりしますよね。

最初から最後までを一度で全部覚えようとするから頭がいっぱいになるんです。

きょうは「トンベ→パドブーレ」」だけ完璧にできるようにやってみよう!とブロックに分けて覚えること。そして、思うようにできなかったとしても、次のレッスンでもやってみること。

それを続けていれば、やがては各ブロックが繋がってひとつの流れが踊れるようになるんじゃないかな。(私はまだ発展途上ですが・・・)

パが覚えられないのは頭の中で手の動きや足の運び、パのつなぎがグチャグチャになっているからで、これって、「散らかっていて何がどこにあるのかわからない部屋」と、「モノは多いけど何がどこにあるのかがはっきりしている部屋」の違いによく似ていませんか。

部屋もバレエも、整理することが大事なんです。

自分がどこで躓いているのか?苦手な動きはどれなのか?を集中して覚えるようにすると、いつの間にか「考えなくてもできるようになる」のでは?と思っています。

間違えてばかりだと恥ずかしいと思うかもしれませんが、私は「できないから教わっているんだ」と逆に開き直っていますよ。

できないことなんて気にしないで、クラスが終わった後に練習したり、先生にや友達に質問したりしながら、少しずつ覚えていけば良いと思います。

バレエを楽しむことが目的で、お手本通りに完璧に踊ることが目的ではないですからね。