【ビフォーアフター】押入れを使いやすいクローゼットにしたい!
整理収納サービスのご依頼をいただき、3LDKマンションの片付け作業に伺ってきました。
お客様は共働きのご夫婦と保育園に通うお子さんの3人家族です。
間取りはこんな感じ。
(間取りイメージ)
今回は、リビング続きの和室にある押入れの整理をサポートさせていただきました。
お客様のお悩み
- 片付けが苦手で、なにをどこに置けばいいかわからない
- 洗濯した衣類を畳むのがめんどくさい
- とにかく手間のかからない収納にしたい...などなど
特に、靴下やハンカチなどの小物の場所が決まっていないので、ついソファの上に置きっぱなしになってしまうとのことでした。
今はリビングと和室をメインに使っているので、そこで生活が回るように衣類を使いやすく収めたいということで、出しやすくしまいやすい収納を目指しました。
まずは、ビフォーを見てみましょう。
押入れ右側の ビフォー
押入れの上には、段違いのパイプハンガーが置いてあります。
ニトリ 縦横に伸縮できるダブルタイプハンガーラック ロビン(EX ダブル)
高さがある奥のパイプにはご夫婦の衣類、手前の低い方にはお子さんの衣類が掛かっています。
問題は下のスペースですね。
段ボールの箱がギッシリ詰まっています。
押入れは「モノを詰め込む場所」といったイメージなのか使わなくなった掃除機や、前に住んでいた家で使っていたガス台まで収納されていました。
「もう使わないんだけど・・・」「まだ使えるから・・・」という思いで捨てられなかったとのこと。
壊れていないと思うとなかなか捨てられない気持ちはわかりますが、どこかで手放す決心をしなければいつまでもモノは家の中に居座ります。
今回、アドバイザーと一緒に作業することで「迷っていた自分の背中を押してもらうキッカケになりました」と、潔く処分を決断してくれました。
その決断によって空いたこのスペースに、行き場所のなかった「小物」を収納する事ができました。
作業後の写真がこちらです。
押入れ右側の アフター
改善のポイントは「人別」に分けていること。
ビフォーのパイプハンガーの使い方は、高さを意識して前後で(背の高いパパは奥から出し入れできる)使い分けていたんですね。
これだと、子どもの服を掻き分けて手を伸ばし取り出すことになるので、どうしても奥の衣類は出しにくいです。
そこでポールを半分ずつ人別に分けました。
手前の低いポールにはパパと子どもがよく着る服を掛け、その奥にはたまにしか着ない服を掛けました。
さらに、下のスペースには別の部屋に放置してあったプラスチックの引き出しを収め、同じようにパパと子どもで分けています。
上の引き出しにはボックスを使って仕切りを作り「下着/ハンカチ/靴下」を投げ込むスタイルです。
これなら畳むのが好きではないママが乾いた洗濯物をポンポンと入れるだけで良いので、ラクにしまえます。
下の引き出しは、子ども側に「保育園関係」パパ側に「仕事関係」のモノを収納しています。
こうすることで、襖を開けその場でパパは身支度ができ、ママは子どもの着替えや保育園の支度ができるようになりますよね。
では次に、左側を見ていきましょう。
押入れ左側の ビフォー
ここも、スペースの使い方がもったいないですね。
上の段はハンガーに掛けた衣類の下がまったく活かされていませんし、下の段は右側と同じように使っていない段ボールで埋め尽くされています。
壁には冬のコートが何着もぶら下がっていますね。
まずは、「この場所に必要ないモノ」「いまの季節には必要ないモノ」を移動し、ママのスペースを作ることにしました。
押入れ左側の アフター
パイプハンガーの位置を変更して、ママが普段着ている服だけを掛け、カラーボックスにハンカチや靴下、ストッキングなどの小物を入れています。
インナーやTシャツもカゴに入っていますので、一通り身支度を完了させることができるようになっています。
カラーボックスの前の空いたスペースはバッグの定位置にしたので、これまでのような床置きが解消されます。
そして、下のスペースにはお布団が入ります。
「いつも和室に布団を敷きっぱなしで・・・」というのは、めんどくさがりだからと言うのではなく、収納する場所がなかったからなんです。
個人的には仕事で疲れてどうしても気力が出ない時は、布団を敷きっぱなしでも構わないんじゃないかなと思ってます。
でも、お友達やお客様が来た時にサッとしまえる場所があればすぐに布団をしまえますよね。
だから「何も置かずに空けておくことがとっても大事なんですよ。」とお伝えしたら、「なるほど~」とひとつ学んでくれたようです。
もう段ボール入れちゃダメですよ~^^
感想
ご主人が仕事から帰ってきて、凄く喜んでくれたそうです。
ママも嫌いな洗濯が楽しく出来るようになって、「なんだか自分が変われそうです!」と、嬉しい感想をいただきました。
引き続き、各個室、リビングと作業が続きますが、回を重ねるほお上達していきますからね。
最後、ご本人がどう変わっているのかがとっても楽しみです(^^)/
どこに、なにを、どのように収納すればいいのか、講座でコツをお伝えしていますので、ぜひ来てくださいね。
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