ためないブログ

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2019年冬のロシア旅行、気になる治安やちょっとだけ役に立つ話

12月も残りわずかですね。

今年の年末年始は9連休の方も多いようで海外旅行は過去最高人数になりそうだとか。確かに年末を大掃除で慌ただしく過ごすより旅行で一年の疲れを癒したいですもんね。

そこで、私が一足先に行ってきたロシアの治安状況やどーでもいいけど知っていたら役に立つかも?と思ったことをまとめました。

これからロシアを旅行する予定の方は参考にしてくださいね。

国内線S7に乗るときは、軽食を持参すべし!

出発は2019年11月末日から1週間。

成田から日本航空で約10時間、モスクワ(ドモジェドボ国際空港)で国内線(S7 Airlines)に乗り換えサンクトペテルブルク(約2時間弱)に移動。

この乗り換えの国内線、、、ロシア最大手だそうなんですが出てきた機内食(軽食)が辛かった。。。

レタス・トマト・チーズのサンドイッチです。

見た目はごく普通のサンドイッチなんですが、私にはパンが固くて3口で断念。

たぶんロシアでは普通のパンなのだろうけど、しっとりフワフワのパンに慣れた日本人の口には合いません。

なので、搭乗前にカフェでお好みのパンを買って機内に持ち込むのがお勧めです。

飲み物もモルスか水の2択で、「モルスって何?」と思い見てみると赤紫の紙パックに入っていて正体不明・・・速攻で「ウォーター プリーズ」と叫んでしまいました。

飲み物は日によって変わるようですが、パンと一緒にコーヒーも買っておいた方がいいかもです。

ほぼ空腹状態でサンクトペテルブルクに到着し、空港からバスに揺られること30分、やっとホテルに到着。

日本にいる時は、ロシアのホテルって薄暗くて、エアコンもあまり効かなくて、ベッドもゴワゴワのようなイメージ(映画の見過ぎです(^^ゞ)だったんですが、そんなことはなく、とてもきれいで設備も整っていました。

シャワーのお湯は勢いよく出ますし、バスタブもあります。備え付けのドライヤー、電気ポットにコーヒー、紅茶などもありました。

「へぇ~、日本のホテルと変わらないなぁ」と感心しながら、眠気と疲れで明日の準備をする余裕もなくベッドで爆睡したのは言うまでもありません。

寒いようで寒くない、服装のポイント

12月のロシアですから、恐ろしく寒いのだろうと万全の防寒対策をしていきました。

帽子・手袋・マフラー・ダウンコート。もちろん、中はヒートテックにハイネック、さらにフリースを重ね着しています。

しかし、滞在中はなんと気温マイナス1℃。

現地ガイドの方がやたらと「アタタカイデスネ」を連発するほど、真冬のロシアとは思えない暖かさでした。

確かに朝早く訪れたエカテリーナ宮殿は寒かったんですが、それはバスから宮殿の入り口まで歩くほんのわずかの距離だけです。

中に入れば暖房が効いているので、逆に汗だく。。。

なので、中に着る服は薄手の重ね着にして、暑かったらすぐに脱げるモノがおすすめです。

絶対、モコモコのセーターなんて着て行かない方がいいですよ。

とにかく歩くエルミタージュ美術館

さて、今回一番楽しみにしていた、エルミタージュ美術館

建物が本当に美しく、所蔵品も膨大です。

私は6時間滞在したのですがそれでも回りきれません。

ガイドさん曰く、「とても広いのでひと作品ずつゆっくりみたら6年はかかります」と言っていましたが、本当に良くこれだけのモノを集めたな~と感心しますよ。

観光シーズンは人だかりで近づくことも出来ないそうですが、冬場は観光客が少ないためレンブラントの名画もこんなに近くで見ることができました。

久しぶりに目の保養ができましたが、それ以上に足も痛い、、、万歩計を見たら1日で1万7000歩も歩いていました。

とにかく館内をたくさん歩くので、履きなれた靴で行ってくださいね。

24時間スーパー、夜中に買い物も心配なし

サンクトペテルブルクのホテルの近くにあった24時間スーパー。

夜の11時ごろフラッとひとりで買い物に行きましたが、道すがら怖い人もいませんでしたし、店内も明るく買い物をしている人がたくさんいました。

果物が多く鮮度も良かったですよ。

油断は禁物ですが、サンクトペテルブルクは比較的治安がいいようです。

お土産のチョコレートを買い、さて、次は首都のモスクワへ。

一緒に写真を撮らないで~

モスクワと言えば革命の地「赤の広場」、小学校の社会で勉強しましたね。

ドキドキしながら見渡すと、クリスマスシーズンだったこともありグム百貨店(右側の建物)が電飾でキラキラに光っていて、中央には簡易遊園地もあり、厳かな雰囲気は全くありません。

世界中から観光客が来るのでそうなってしまうのも仕方ないのかもしれませんが、個人的にはなんとなくがっかりです。

こちらは血の上の救世主教会。

外観も素晴らしいのですが、ヨーロッパの教会と違って内側の壁と天井が複雑で詳密なモザイクで覆われています。

本当に見ごたえがあるので、ぜひ行って欲しい場所の一つです。

ただ、感動のあまり天井を見上げていると、スリに狙われますので気を付けてくださいね。

そして、外にはこういった屋台式のお土産屋さんが並んでいます。

気を付けて欲しいのは、貴族の格好をした人や、全身銀色のコスチュームで歩いている人があちらこちらにいるのですが、間違っても写真を撮らないこと。

観光客を狙ってわざとそんな恰好をしているので、その人を撮っただけでお金を請求されます。

うっかり一緒に写真を撮ったりしたら法外な料金を請求されることもありますので、絶対知らんぷりをしてくださいね。

最後に

ロシアって、なんとなく怖いイメージがありましたが、行ってみたらとてもフレンドリーで「コンニチワ」と気軽に挨拶をしてくれる人も多かったです。

親切に道を教えてくれたり、買い物の仕方を教えてくれたり、現地の人の親切さにも感動しました。

写真はありませんが、ボルシチキエフ風カツレツ、シベリア風水餃子など、たくさん美味しいモノが食べられて、ロシアならではの芸術を鑑賞できて、とても魅力あふれる国だなと思います。

駆け足でまとめましたが、これらに注意してたっぷりロシアを楽しんできてくださいね。

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