学び続けているだけでは、いつまでも実力は付かないと思いますよ
いよいよ連休がスタートしましたね。
家族や友達とのイベントが目白押しだと思いますが、楽しい休暇を過ごしてくださいね。
だいたいこの時期、SNSでは楽しそうな写真が次々とアップされます。
いつも「羨ましいな~」と嫉んでしまうので、SNSはあまり見ないようにしています。
というのは、連休に限らず女子会や勉強会に頻繁に参加している友人の写真を見ると、「そんなに色んな所に行く必要あるのかな?」と思ってしまうからなんです。
今回はそんな自分の素直な気持ちをまとめてみました。(ちょっと辛口です)
学びすぎじゃない?
「たくさんの学びをいただきました!」「出会いに感謝です♪」と、満面の笑みのステキ女子達。
毎日のように「きょうは○○さんと一緒です」「きょうはこんな学びにお邪魔しました」と、色々なグループの集まりに参加している人がいます。
その道の先駆者から学ぶことはたくさんあると思いますが、「そんなに顔出さなくてもいいんじゃない?」と、個人的には思うんですよね。
だって、インプットも大事だけど、アウトプットはもっと大事でしょ?
その学び、ちゃんと活かされてる?
片付けの資格を取って活動するようになり最初に感じたのは、学び好きの人が多いということ。
インテリアコーディネーター、心理学、コーチングにパーソナルカラーと、とにかく学んで、学んで、資格をいっぱい取って「いったいどこを目指しているの?」って思う人が多いんです。
資格を取得するということは「認定講座を受けるお金」「セミナーを受講するお金」「自分を磨くための金」・・・それなりかかります。
小さいお子さんがいて専業主婦だったら、貯蓄の中から持ち出しとか、理解あるご主人の収入から出すということですよね。
だから、あちこちの勉強会に出かけている様子を見ると、「みなさん、お金あるのね~」と驚いてしまいます。
そしてそれは、「いったいどのくらい仕事に活かせているんだろう?」と、勝手に心配しているんです。
本当に必要なものだけでいい
私も最初の頃は、もっといろんなことを学ばなきゃいけないかもと思って資格の取得にチャレンジしたことがあります。
人と比べて、いまの自分じゃまだスキルが足りないなと思っていたんですね。
だから、
「この資格とったらあの資格」 「さらにその上の資格」 「セミナーで学んだら次はあのセミナー」 「この分野を学んだら今度は違う分野のお勉強」・・・
というように、終わりのない学びの渦に入り込んでいたんです。
いま思うと、とんだ勘違いです。
なぜなら、学べば学ぶほど自信がつくはずが、ちっとも満足できない自分がいたからです。
いくら学んでも、
「これはできたけど、あれはできてない」 「この知識もないと人から認めてもらえないのではないか」・・
そんなダメな自分ばかりが気になって不安で仕方がなかったんですね。
そりゃそうです。
だってその学びは、「自分が知りたい」「知識を深めたい」と思って学んでいるのではなく、他人から評価をされるために頑張っていたんですから。
いろんな鎧を身につけて、外面ばかりを気にして満足していただけだったんです。
経験こそ本当の学び
そのことに気付いてからは、仕事をする上で「これがないと仕事にならない」と思うものだけを学ぶようになりました。
無駄に資格を取る必要はない!
最低限必要なことを学び、それを持って現場で学ぶ。
経験こそが本当に大切な学びなんですよね。
実際に現場に行ってみると学びの中にはない様々なシチュエーションがあって、その場で判断しなければならないことがたくさあるんです。
資格があればなんでも解決できるわけではないんです。
だから、私にとって現場のひとつひとつが学びの場。
いま自分が持っているスキルを出し切って実践で磨いていくことこそ、本当の自信につながっていくのではないかなと思っています。
自分を高めるために学び続けることは大切ですが、学び続けている自分を他人に見せることで満足しているだけでは、いつまでも実力は付かないのではないでしょうか。
『失敗しても、その経験こそが自分にとって最高の学び』なんです。
な~んて、、、余計なお世話でしたね(>_<)
Enjoy your holiday!