聞き上手になりたい人におススメ!『プロカウンセラーの聞く技術』
仕事柄、人の話を聞くことが多いので参考なればと思い読んでみました。
『プロカウンセラーの聞く技術』とあるだけに、本格的な傾聴の心構えが説明されています。
これを読んで実践すれは、仕事でも家庭でも人との会話がガラッと変わるのではないかなと思います。
いままで何を聞いていたんだろうと反省
私は話すより聞く方が得意だと思っていたのですが、実際は人の話を聞いているようで全く聞けていなかったんだなということに気が付きました。
特に子どもには意見ばかりを言って、ちゃんと話を聞いてあげられていなかったな~と反省しています。
たとえば、話を聞いているはずなのに頭の中では次に自分が何を言うか考えていたり、聞かれていないのに自分の感情を話してしまったり・・・
読めば読むほど耳の痛いことばかりです。
聞き上手は話さない
まさに、目から鱗。
二人で話をしている時の沈黙が苦手で、つい頭に浮かんだ話しをしてしまうことがあるんですよね。
それはかえって話の流れを止めてしまうことになるのだそうです。
聞き手が話し出してしまったら、相手が話せなくなるからなんですね。
相手に反論したいときも、相手の話をよく聞いてあげれば自然と穏やかになって反論しなくても済むことが多いそうですよ。
親子喧嘩や夫婦喧嘩の時に意識するといいかもですね。
聞き上手になるための技術が身に付く
『聞くことは相手を理解すること』
人を理解するためには相手を知らなければならず、そのためには色々な訓練が必要なのだとも。
人は話す方が楽だし好きだからどうしても話すモードになってしまいますが、聞き上手になるということは相手の気持ちを負担に感じないで、こちらから話したくならない訓練が必要なのだそうです。
書かれていることは専門家にとっては基本中の基本なのでしょうが、一つでも多くのことができるようになったら晴らしいカウンセラーになれるような気がします。
日常生活の中での会話にも十分活かせる本だと思いますので、人間関係を良好にさせたい方はぜひ読んでみて下さいね。